はじめに
「密教」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか? 例えば、インドやチベット、中国や日本などの国々で、深い山の奥深くで修行をしている僧侶の姿を思い浮かべる人も多いかと思います。密教の宗教体験はとても神秘的なものです。宗教的な体験を通して仏教を体得するという特徴があり、それにより現代でも密教は神秘主義的だと言われています。
このような密教で使用される道具(法器)は、それ自体が神秘的な聖なる道具であることから、幸運のお守りや厄除のモチーフとしても人気があります。今回はそんな密教について、歴史や法器、密教をモチーフにしたジュエリーについて詳しく紹介します。
密教の歴史について
そもそも密教とは、仏を思い浮かべながら呪文を唱えたり、また印を象徴する形を指で組むなど、さまざまな修行を重ねることで悩みや苦しみから自分を解放し、人々の願いをかなえようとする教えです。教団の中で秘密の教義と儀礼を、信者たちだけの非公式な修行、師資伝承によって伝えていくのが特徴で、神秘主義的、象徴主義的な教義が中心になっています。
密教は古代インドの釈迦(ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教で、七世紀から八世紀にインドで隆盛期を迎えました。その後、インドからチベット、中国や日本など広く伝わって行きました。日本では奈良時代に密教の仏である観音菩薩の像が各地の寺で造られ、当時の山の中には修行僧がたくさん居たと言われています。
その中で、空海と最澄という2人が平安時代初めころ中国にわたり、体系だった密教の教えを日本に持ち帰りました。たくさんのお経や仏の図などとともに、修行に用いるさまざまな法具を日本に伝え、現在に至ります。
密教に欠かせない聖なる法器
そんな密教の目標は、生まれた身をもったまま煩悩を脱し、悟りを開くことです。その目的のために、様々な法器が使用されています。例えば、煩悩を打ち砕く武器「金剛杵(こんごうしょ)や、澄んだ音を奏でる「金剛鈴」、説法に使う楽器「法螺」などがあります。これらは武器から楽器として発祥し、太古から今も変わら使い続けられています。このような密教の法器は、それ自体が神秘的な聖なる道具であることから、幸運のお守りや厄除のモチーフとしても人気があります。
特に金剛杵は、お守りや厄除けのモチーフとして人気があり、アクセサリーとして身につけている人や、インテリアの置物として自宅に飾っている人もいます。AWNLにもこのような密教法器をモチーフにしたジュエリーがあるので、次に詳しく紹介します。
ネックレス 金剛杵
AWNLの金剛杵ネックレスは、密教の儀式の際に使用される神話上の法器がモチーフとしてデザインされています。金剛杵は煩悩を打ち砕き、悟りを求める心を表すものと伝えられ、災いを打ち破り、跳ね除ける意味があります。
ネックレスの素材はシルバー925を使用しており、ゴールドとシルバーの2種類カラーバリエーションがあるので、好みのカラーが選べるのも嬉しいですねネックレスの中心にはロジウムコーティングが施されたメテオライト(ムオニナルスタ隕石)が使用されて、宇宙のパワーが感じられるでしょう。メテオライトは1906年にスウェーデン境内の北極圏で発見され、世界最古の隕石とも言われる宇宙の神秘が詰まった素材です。
密教の神秘が感じられる金剛杵と、宇宙の神秘が詰まったメテオライトとのコンビネーションは、持つ人を守り、高めるジュエリーとしておすすめです。
ブレスレット オニキス 2点セット
次の紹介するのは、ブレスレット オニキス 2点セットです。
このブレスレットに使用されているオニキスは、魔除けや厄除けの効果を持つパワーストーンとして親しまれています。深いブラックの色味からは、シンプルながらも力強さが感じられます。このブレスレットに使用されている幸運の結び目のモチーフは、観音菩薩の画に刻まれていることで有名なデザインで、終わりがない形状が愛と慈悲がもたらす無限のパワーを表していると伝えられています。
密教や仏教を信仰している地域で人気を誇るモチーフとして有名で、身につけることでお守りとしての効果も期待できます。おしゃれに重ね付けしても良いですし、1本のみでシンプルに見につけても良いでしょう。デザインも2種類あるので、お好みのブレスレットを選んでみてくださいね。
神秘的な密教モチーフのジュエリーをお守りとして
いかがでしたでしょうか?今回は、神秘的な密教について歴史や法器、密教をモチーフにしたジュエリーについて紹介しました。密教モチーフのデザインは、持つ人を災いから守る力があると信じられ、パワーストーンと合わせると更なる効果が期待できるでしょう。
金剛杵ネックレスやオニキス 2点セットは、まさに密教の神秘が感じられるお守りジュエリー です。お守りとしての力が強く、厄除けとしてもおすすめです。ぜひ今回ご紹介したアイテムを参考に、自分にぴったりのお守りジュエリーを探してみてくださいね。
作者:m.s.watanabe